2日目の二回目となるステージでは、オープニングからゆりやんが登場。「世にも恐ろしい見世物だよ〜帰るなら今だよ〜!」とおどろおどろしい雰囲気を漂わせますが、雷を鳴らすタイミングのセリフを忘れたうえ、自己紹介も忘れたと告白。お約束の「広瀬すずです」を炸裂させたあと、ダンサーたちと息の合った動きを見せます。そして「落ち着いていきや〜!」の声でイベントがスタートしました。
そこからは華やかできらびやか、なのにどこか物悲しく影のあるサーカスや見世物小屋のムードたっぷりの演出のなか、パフォーマーたちが素晴らしいワザを見せてくれます。ゆりやんは舞台中央の高い位置からその様子を見物。ワザが決まって拍手を送ったかと思うと、しっかりMCとして進行もこなします。
ステージ上では“テーブルクロス引き男”や“絶対にこぼさない男”などが、コミカルな動きとハイレベルなワザをミックスしたパフォーマンスで観客の目を釘付けに。満員の会場からは笑いと歓声、拍手が途絶えません。『世界一の空気砲』では「スリー、ツー、ワン!」の掛け声で会場とステージが一体に……なったと思ったら、空気砲が発射されないハプニング的演出も。モメ合うパフォーマー同士にゆりやんから「落ち着いていきや〜!」のアドバイスも送られます。そのあと空気砲からキレイな輪っかが発射されると、会場からは「おお〜ッ!」と歓声も上がりました。そのほかにも、ボンバングーはかぶっているハットや7つのボールを自在に操る卓越したテクニックを披露。ゆりやんが「吉本興業で私の先輩!」と紹介したモンブランは、驚異的なバランス芸に笑いを織り交ぜ、会場を盛り上げました。
最後は再びゆりやんが登場「私はなにもしていないんですけど、いかがでしたか?」と呼びかけると会場から拍手が起こります。そしてゆりやんの「ありがとうございました〜!」の声で公演は終了。会場のエントランス周辺では、子どもたちが自由に描いた絵を展示する催しも行われていました。