大阪落語祭 初めのはじめ「五流派 彩寄席」開催

11月24日(火)

DAIHATSU 心斎橋角座

新型コロナ禍で大きな影響を受けた文化芸術活動の機会を創ることでその活動を支援し、府民に鑑賞の機会を提供する「大阪府文化芸術創出事業」の一つとして、12月1日(火)~31日(木)、大阪府内10会場で計約100公演、上方落語家総勢250人が参加して開催される「大阪落語祭」。そのプレ公演となる「初めのはじめ『五流派 彩寄席』」が11月24日(火)、DAIHATSU 心斎橋角座で開催されました。

会場では、新型コロナウイルス感染防止のため、座席は1席間隔、最前列は不使用としたほか、マスク着用や入場時の検温、手指の消毒、「大阪コロナ追跡システム」への登録のお願いなど、徹底した対策がとられました。

「初めのはじめ『五流派 彩寄席』」は上方落語を代表する5つの名跡「桂」「林家」「笑福亭」「露の」「月亭」の実力派5人が揃い踏みするという、大阪落語祭のスタートとしてふさわしい公演になりました。

開口一番は林家染八。冒頭、大阪府文化芸術創出事業の趣旨について説明した後に演目へ。軽妙でテンポのいい語りで「平林」を披露し、会場の期待を一気に高めました。

続いて高座に上ったのは露の紫。大阪人の気質をネタにしたまくらから、流れるように「看板の一」を披露しました。

中トリの月亭文都の演目は「算段の平兵衛」。文都ならではのキャラクターを活かした熱演で会場を沸かせました。

仲入りをはさみ、桂米紫が高座へ。大きなしぐさと勢いのある語りで「宗論」を口演しました。

トリをつとめたのは笑福亭銀瓶。まくらから大きな笑いをとり、「ちはやふる」を披露。最後に「大阪落語祭を皆様で盛り上げて下さい」と呼びかけて締めくくりました。

  • イベント名
    大阪府文化芸術創出事業『大阪落語祭』プレ公演 初めのはじめ「五流派 彩寄席」
  • 開催日
    11月24日(火)
  • 会場
    DAIHATSU 心斎橋角座
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