6月4日(水)から8日(日)までの5日間、大阪城ホールで「OSAKA MUSIC EXPO 2025 〜大阪城ホール〜」が行われました。人気アーティストが集結したこのイベント。連日会場にはたくさんの観客が詰めかけ、大いに盛り上がりました。
これまでも官民が協力し、様々な文化芸術活動の発信に取り組んできた大阪。それによって音楽シーンやエンターテインメント文化が育まれる土壌がつくられてきました。今回のイベントは、大阪・関西万博を訪れる多くの人たちが、音楽の力で大阪の文化芸術の魅力を体感できる機会として開催。
1日目は大阪・関西万博のオフィシャルテーマソングを歌うコブクロの「KOBUKURO LIVE in OSAKA 2025『Let’s meet at the live show!』」。会場に詰めかけたファンを大いに沸かせました。

2日目はダンスミュージックをフィーチャーした「OSAKA MUSIC LOVER -PASSION-」。4組のアーティストと、大阪が誇る3組のダンスチームが出演しました。
1組目のMA55IVE THE RAMPAGEは、THE RAMPAGEのパフォーマーを務める5人全員がマイクを握るヒップホップユニット。スクリーンに名前が映し出された途端、会場からは悲鳴にも似た歓声が上がります。1曲目の「Determined」からパワー全開のステージで、会場を揺るがす5人。「No.1」、「MY PRIDE」と続けると「Wild Boy」、「RIDE OR DIE」までパワーチューンを立て続けに聞かせます。
MCでは関西弁のイントネーションで沸かせると「トップバッターでうるさくしちゃってすみませ〜ん!」と笑わせ、会場に感謝を伝えます。
続いては、現代版に落とし込んだリズムと歌詞に注目してほしいと、これまでと一転してスローな「REEEMINDER! feat.Crystal Kay」、そして切ないメロディが印象的な「キミノトコマデ」へ。ピアノの軽快なイントロで会場にクラップ(手拍子)をうながすと、「Be Your Man」ではダンスで魅せてくれます。そして「ぶち上がっていきましょう!」とラストの「Xscape」まで、一気に駆け抜けました。

続いてはダンスチームのステージ。身長175cmの姉妹、SAKRAさんとCHINATSUさんの2人組ユニットSIS。これまで様々なダンスコンテストでの入賞、優勝歴があり、TOKYO2020パラリンピックや紅白歌合戦などの出演経験があります。コートに身を包んだSISの2人とダンサーたちがステージへ。クールなサックスが響き、流れるようなダンスを見せると、ドラムパートでは激しいビートに身を任せ、続いてのスピード感のあるナンバーでは音楽とシンクロしたダンスをシームレスに。まるでひとつの群像劇を見ているかのような完成度の高いダンスで圧倒しました。

続いてのLIL LEAGUEは平均年齢18歳。ダンス、ボーカル、ラップのパフォーマンスで魅せる6人の男性グループです。全員が白の衣装でステージへ登場すると、会場は大歓声。1曲目の「Lollipop」が終わると「今日は最高のライブをお届けします!」と会場を煽り、「Beat Loud」へ。「大阪城ホールの皆さん、元気ですか!」「メンバーと観客のパワーで世界最高の会場にしよう」と声を上げます。
続いて「今日のために持ってきた」というスペシャルラップを披露。「大阪城ホール、ひとつになって!」と呼びかけると、メンバー紹介ラップ、そして「48 BARS RELAY」では会場をコール&レスポンスで盛り上げます。次は少しコミカルなテイストも感じられる「Hunter」へ。静かなピアノのイントロが印象的な「15分」を歌い終えたあとには、今回のアウトロをより壮大にアレンジしていることを明かしました。
MCではメンバーの半分が関西出身であることに触れ、2回目という大阪城ホールをドキドキワクワクで迎えたことを明かし、「ぶちぶちぶちかませる青春ソングを2曲!」と、「Rollah Coaster」、ラストの「Youth Spark」まで、全員が元気いっぱいのステージを見せてくれました。

ダンスの2番手で登場したXII After Ours は、2024年の結成すぐに歴史あるコンテストで優勝するなど、トップレベルのメンバーで結成されたチーム。ステージには6人が登場し、それぞれが卓越したテクニックで素晴らしいパフォーマンスを連発。派手な技が決まるたびに、会場からも歓声が上がります。ソロのダンスはもちろん、コンビネーションでもキレキレのダンスを見せてくれるメンバーたち。ラストには、会場から大きな拍手が起こりました。

続いては新世代のダンス&ボーカルグループ、MAZZEL。リラックスしたムードで現れたかと思うと1曲目の「Parade」からクールなステージングで会場を熱くします。「ギア、上げていくぜ!」と「K&K」、「Counterattack」へ。MCで「最高に盛り上がりましょう!」と煽ると「CAME TO DANCE」では、メンバーが全員でタオルを回して会場を盛り上げます。
「Seaside Story」で観客と近い位置でのパフォーマンスを見せると、ミディアムテンポの「ICE」ではステージに置いたイスを効果的に使ったダンスを披露。一転してヘビィなリズムが会場を揺らす「King Kila Game」、そしてラストの「J.O.K.E.R.」まで、クールでソリッドなステージは圧巻でした。

3番目のダンスチームは、関西が誇る若手5人組、W☆UNITY。全員が赤と黒の衣装に身を包んでのパフォーマンスです。軽快なリズムにピタリとシンクロした動き、アクロバティックなコンビネーション、そして5人の息の合ったダンスに会場から歓声と拍手が起こります。トップスピードからのストップ、体全部を使った軽快なアクションなど、目の離せない構成で、全員がダンスを楽しんでいることが伝わるパフォーマンスを見せてくれました。

2日目のラストはBUDDiiS。10人組のダンス&ボーカルグループで、メンバーは6月1日の台湾公演がフィナーレとなるライブツアーを大盛況で終えたばかり。「楽しんでいきましょう!」と呼びかけると1曲目の「Brightness」から会場を爽やかな空気が包みます。「Ütopia」で歌の途中に「めっちゃ好きやねん!」と入れて会場を盛り上げると、ポップなチューン「Glow Gold」へ。
メンバーそれぞれの個性あふれる自己紹介のあとは「10人いるので必ず推しを見つけてください! だいたい好きな顔が一人はいる!」とトークで会場を盛り上げると、新曲「LÖVE ME」、そして雰囲気をガラリと変える切ないバラード「Instinctive Love」、「Iris」を聞かせます。
続いて「会場を一つにする最高の楽曲」と話すと、タオルやペンライトの動きを会場にレクチャーして「BUD」。メンバーの歌に合わせて、会場中の色とりどりのペンライトが揺れる様子は美しいのひと言。ラストの「The One」までBUDDiiSらしさをたっぷりと感じさせてくれるステージで楽しませてくれました。

3日目に行われたのは「OSAKA MUSIC LOVER -LIVE TO THE WORLD- supported byアサヒスーパードライ WITH MASSIVE BEATS OSAKA」。2日目とはテイストを変え、バラエティに富んだアーティストが競演しました。
トップは京都出身の3ピースバンド、10-FEET。ファンにはおなじみのドラゴンクエストⅢ「そして伝説へ」が会場に響くと、オーディエンスはクラップ。そして3人が登場し、1曲目の「RIVER」へ突入。歌詞を「淀川」、「大阪」に変えて歓声を浴びるなど、1曲目からハイスピードでトバします。TAKUMAさんは「おまえらにはまだ照れがある!」と煽ると、会場にスマホのライトをつけるようにオーダー。会場全体で光のウェーブを起こすと、ステージと観客が一体に。2曲目はスローなイントロから一転、ヘヴィなビートで押しまくる「ハローフィクサー」。「今日は笑て帰ろな、絶対!」と叫んでからの「goes on」。そして「ありがとうございました、さようなら! ……アンコール始めます!」で大ヒットチューン「第ゼロ感」へ。
MCでは「時計見てびっくりした、あのウェーブで時間使いすぎた、あと2曲」と笑顔。力強くすべてを超えていくことを歌う「その向こうへ」、続けて「蜃気楼」、そしてラストチューン「ヒトリセカイ」まで、ゴリゴリのサウンドの中に、耳心地のよいメロディが光る、そしてMCでもしっかり楽しませてくれる10-FEETの魅力が満載のライブでした。

2番手はオルタナティブロックバンド、羊文学。1曲目は重たいビートが印象的な「mother」。続いての「永遠のブルー」はタイトなリズムが心地よく響きます。MCでは「みんな今日は来てくれてありがとう」と呟くと「新曲やります」と「mild days」へ。過ぎていく日々を歌った歌詞がやさしいメロディで歌われました。
そこから「Burning」、「OOPARTS」と続けると、静かなギターのイントロから「more than words」へ。締まったドラムとベースが弾き出すビートに、塩塚モエカさんの透明感のあるボーカルが様々な世界を描き出していきます。モエカさんは「みんな、今日は本当にありがとう」と伝えると、「最後の1曲、ブチかまします」とハードなギターのリフから「Addiction」を聞かせ、笑顔でステージを後にしました。

続いてはPerfume。3人の姿がステージに現れると会場からは歓声が上がります。ミディアムテンポのビートが気持ちいい1曲目「The Light」から会場はPerfumeワールドに。リズミックなイントロから「だいじょばない」を聞かせると「ありがとうございました、みなさん、こんばんは〜!」と挨拶。自己紹介からの「3人合わせてパフュームです!」で会場は拍手喝采。らしさ全開のMCで、今日のアーティストのラインナップが最高と話すと、「だいじょばない」は羊文学からのリクエストだったことを明かします。そして大阪が万博で「ぶち盛り上がってる」と話し、その万博のNTTパビリオンでも話題の曲で「大阪ということで歌ってみたい」と「ネビュラロマンス」、そして「STAR TRAIN」へと続けます。
鼓動のようなビートに会場がクラップでレスポンスすると、リズムに合わせて声を出したり、体を動かしたりする「P.T.A.コーナー」へ。「Tシャツ来てきた人」、「音楽が好きな人」、「今日この日を超楽しみにしてきた人」など、会場とコール&レスポンスを楽しみます。そして「大阪のダンスをしたいと思います」と告げると、両手を使って「たこ焼き」、「ミャクミャク」、「通天閣」の動きで会場全体とダンス。と、そこから落差の大きいクールなダンスチューン「FAKE IT」へ。そして「チョコレイト・ディスコ」のイントロが流れると、会場は大歓声に包まれます。圧倒的な音圧で迫るヘヴィでポップなテクノサウンド、そこにかわいさたっぷりな3人のダンス、表情、パフォーマンスがトッピングされると、ほかにはない唯一無二のパフュームワールドに。観客もその世界をしっかりと満喫していました。

ラストはASIAN KUNG-FU GENERATION。軽快なリズムに乗せて歌われる1曲目は、日々の焦燥、変わらない、戻ってこないものを追い続ける虚しさを軽やかなメロディがさらに切なくさせる「Re:Re:」。2曲目の「リライト」は、イントロのギターリフが響いた瞬間から会場は右手を上げてレスポンス。曲間のMCでは「テンションが高くなっちゃって」と話すと、自分らしく自由に楽しんで、とメッセージを伝えます。そして「ここに集った皆さんの人生の幸福を祈って」と「ライフ イズ ビューティフル」、続いてギターからひとつのコードが響くと、即座に会場から歓声が上がり「ソラニン」へ。
ここでスペシャルゲスト! 羊文学から塩塚モエカさんがステージへ登場します。コラボしたのは「触れたい 確かめたい」。ボーカルの後藤正文さんとモエカさんの声が溶け合って、曲に新たな色彩を加えていました。そして「今日より明日がもっといい1日になるように」とラストチューンには、たっぷりの絶望の中に、わずかな新しい光を見つける、そっと背中を押してくれる「MAKUAKE」を。
ここで一旦メンバーはステージを降りますが、アンコールの拍手が止みません。そして、会場からのコールを受けて、改めてステージに登場すると、「遙か彼方」が、本当のラストチューン。最後は再びモエカさんもステージへ上がり、エンディングを迎えると、タイトなサウンドを堪能できた3日目が幕を下ろしました。

4日目に行われたのは「OSAKA MUSIC LOVER -young hopeful- supported by 紀陽銀行 WITH REQUESTAGE」。今注目の若手アーティストたちが勢いのあるステージを見せてくれました。
オープニングを務めるのは、女性3ピースバンド、SHISHAMO。1人ずつステージに現れると、それぞれ会場へ挨拶し、1曲目の「君と夏フェス」がスタート。冷静でありたいと思いつつもどうしようもなく好きな気持ちを歌った「君の目も鼻も口も顎も眉も寝ても覚めても超素敵!!!」へと続けます。MCではイベントタイトル「リクステ」を使って会場とコール&レスポンス。大阪城ホールは久々とのことで「いい景色」と笑顔を見せると、大阪出身のベース、松岡彩さんは会場へ「ただいま!」と声をかけます。そしてこのライブを行うにあたって、様々なリクエストがあったことを話すと、順位が下の方なら無視もできると笑わせつつ、「無視できなかった曲を……」と、ハードなベースとギターの絡みからスタートする「BYE BYE」へ。本人たちも「久々にやる曲」と話すこの曲でも3ピースらしいタイトなサウンドを聞かせてくれます。が、曲が終わると「超緊張した〜」とポロリ。会場からは笑いも起こりました。
そして「ここから後半戦」と会場を煽ると「最高速度」、不安な恋心を綴った「夏恋注意報」、ラストはギターのリフから華やかなイントロへつながる「明日も」。詰めかけた観客は、日々の暮らしの中で感じる様々な思いをキュッと曲に詰め込んだSHISHAMOのサウンドを満喫。スクリーンに映像と歌詞が映し出される曲もあるなど、会場全体でライブを楽しめるようになっていました。

続いては軽いステップを踏みながらimaseさんがステージへ。「楽しくいきましょう!」と「Nagisa」からライブがスタートします。2曲目は「ユートピア」。ファルセットを自在に使いこなすimaseさんのカラフルな歌声で会場も華やかな雰囲気に包まれます。MCではさっき終わったばかりのSHISHAMOのコール&レスポンスを拝借すると「素敵だったのでパクらせてもらいました」と笑顔。広いステージながら客席が近く感じると話し、ライブができてうれしいと会場に伝えます。そしてこのあと登場する、ねぐせ。のメンバーとのエピソードを話すと、自由に歌って踊って楽しんでいただけたら、と「惑星ロマンス」へ。
優しいピアノのイントロから始まる「名前のない日々」のあとには、リクエストをくれたこと、そしてライブでパワーをくれるオーディエンスに感謝。軽快なポップチューン「メトロシティ」、ブルーやレッドのライトに照らされながら「NIGHT DANCER」、そしてラストは弾むようなメロディの「Happy Order?」で、締めくくりました。

笑顔がモットーの4ピースバンド、ねぐせ。が三番手で登場。「イケるか、大阪!」からの「愛してみてよ減るもんじゃないし」でライブの幕開けです。「タオル回せますか?」の煽りから2曲目は「アタシのドレス」。サビでは会場中でタオルが乱舞、ライブはどんどんヒートアップしていきます。
MCでも「大阪城ホール、元気か〜!」、「もっとイケるんじゃないですか!」と会場を煽るメンバーたち。そしてこのライブに出られてうれしいと伝えると、改めて自己紹介。「最新曲をやります!」と「キスがしたい」へ。悲しい恋の終わりを歌った「日常革命」から一転、激しいドラムからベース&ギターのかけあいで「グッドな音楽を」、さらにそのままの勢いで「あの娘の胸に飛びこんで!」へとなだれ込みます。MCでは改めて周りの人たち、そしてオーディエンスに感謝を伝え、ラストは「ここ大阪で生まれた曲を」と、「ずっと好きだから」を披露しました。

FANTASTICSは登場から会場が総立ちの状態。1曲目の「TOP OF THE GAME」のあと、コール&レスポンスで盛り上げると、続いての「SPLASH」ではクールなダンスで圧倒。会場を一気にFANTASTICSの空気に塗り替えます。キュートな振り付けで魅せる「Got Boost?」、「Yellow Yellow」ではステージをいっぱいに使って、会場をヒートアップ。MCでは去年に続いて呼んでもらえた、と感謝し、「めちゃくちゃ楽しめる今日限りのセットリストを持ってきました」とアピールします。
「リクステ」、「FANTASTICS」のコール&レスポンスに続いて、爽やかさと開放感を感じさせる「PANORAMA JET」を。「SUPER DUPER DISCO」でさらにノリを加速させると、「FUNKTASTIC!」ではパワフルなフォーメーションでダンスを披露します。MCで「大阪は盛り上がりがすごい!」と話すと、会場は歓声でレスポンス。大阪市住之江区出身の中島颯太さんも「ただいま!」と伝えます。そして「Easy come, easy go」のあと、ラストは会場といっしょに声を合わせて「Choo Choo TRAIN」で盛り上げました。

この日のトリを務めたのは、大阪出身の4人組、ハンブレッダーズです。「BGMになるなよ」からスタートしたライブ。2曲目は「皆さんの孤独も憂鬱も今日俺たちがギターでぶっ壊しにきました!」の叫びから「ギター」。続く「ビリビリ」までノンストップで駆け抜けます。
続いての「ワールドイズマイン」は、少し屈折しているものの、前を向いて歩いていくことを歌う曲。そして「好きなように楽しんでください、各々のダンス、してください」と呼びかけると、ハネるリズムが気持ちいい「DANCING IN THE ROOM」へ。リクエストが多かった曲と明かして、ライブハウスへの愛を歌った「ライブハウスで会おうぜ」では、スクリーンに全国のライブハウスが映し出されます。青春の日々を歌った「グー」。そしてこの日のラストチューン「DAY DREAM BEAT」まで、心地よい疾走感のあるライブを見せてくれました。

「OSAKA MUSIC EXPO 2025」最終日のイベントは「OSAKA MUSIC LOVER -Everyone Lively-」。この日も「音楽」を通じて数多くの人がつながる、素晴らしいエンターテインメントが繰り広げられました。
この日はライブスタート前に主催者代表として、吉村洋文大阪府知事、横山英幸大阪市長、大阪・関西万博公式キャラクターのミャクミャクが登壇。2人は「すごい人ですね〜」と軽快に入ってくると、MCから「芸人さんみたい」とツッコミが。吉村知事は「万博より(人が)集まってるんと違いますか?」とひとボケして笑いを誘います。そして改めて、まず会場に感謝を伝えると、皆さんといっしょに音楽の力で大阪を盛り上げていきたい、とアピール。万博会場にも来てくださいと呼びかけます。横山市長は、万博開催中であることに触れると、大阪を音楽やアートあふれる街にしていきたい、今日は最終日、みんなで盛り上がっていきましょう! と話しました。
開催中の万博について吉村知事は500万人の方に来ていただいていると胸を張ると、会場に向かって「来てくれた人? 面白かった人?」と問いかけ。多くの手が上がったのを見て、来場者の8割がもう一度行きたいと答えていると話し、これを機に万博会場に足を運んでもらえたら、と会場にあらためて呼びかけると「絶対に損はさせません!」と力強く明言。そして「ミャクミャクといっしょに大阪を元気に盛り上げていきたい、万博でお待ちしてます」と話します。横山市長は万博が終わったあとも、街中で音楽やアートなどいろいろなものがすぐ見つかる街にしていきたい、そういう街にするべく、吉村知事といっしょに取り組んでいきたい、と伝えました。

この日のトップを務めるのはBEGIN。「BEGINです、よろしくお願いします!」と挨拶すると「憂歌団のスケジュールがつかないということで代わりに」とひとボケ。そして大阪は音楽の街、沖縄は音楽の島と話すと、1曲目はBEGINらしさたっぷりの「太陽」からスタート。曲が終わると、歳を取るごとに朝型になってきた、という話から、何時に起きるかというゆるいトークでリラックスさせると、スローなバラード「三線の花」を聞かせます。
沖縄から大阪へ帰る女性の気持ちを軽快なリズムで歌った「ほなバイバイ~大阪マドロス女~」を披露。大阪のブルース・バンド、憂歌団とのエピソードを明かしつつ「島人ぬ宝」へ。途中、会場といっしょに歌おうと盛り上げる場面もありながら、会場をゆったりとしたビートで包み込みます。そして「楽しくなってきたな〜、楽しくなってきたけど帰るぞ、俺たちは」と笑わせて、島唄のバラード「なんくる君であれ」で締めくくりました。

miwaさんは「春になったら」のイントロと同時にステージへ。「皆さんいっしょに楽しんでいきましょう!」と呼びかけてライブをスタートさせます。MCでは今年がデビュー15周年であることを伝えると「幸せ、ありがたい、感謝の気持ちでいっぱい」と笑顔。そして先日は万博会場で歌ったことなどを明かすと「大阪とご縁があってうれしい」と話します。そして、「タオルとか回すもの何かお持ちですか?」と呼びかけて、2曲目はギターを抱えての「chAngE」、続けて「15年分の思いを込めて」とラストチューン「ヒカリヘ」を歌い上げました。

続いて登場したのは柴咲コウさん。スローなパーカッションから始まった「月のしずく」で一気に会場の雰囲気を変えます。歌い終え、「こんな大舞台に参加させていただくことがあまりないので、ドキドキします」と話すと、自身も20年以上音楽活動を続けてきたことを明かし、これを機に興味を持ってもらえたら、とメッセージ。そしてスケール感の大きな「かたちあるもの」、KOH+名義でリリースした福山雅治さん作詞作曲の「最愛」では、その歌声で会場中が満たされていました。

休憩のあとは、flumpoolが登場。前向きな思いを歌った「Keep it up‼」からライブスタート。続いて代表曲のひとつ、ストレートなラブソング「君に届け」のあと、ボーカルの山村隆太さんが「大阪は僕らが生まれ育った街、ただいま!」と声を上げると会場も拍手でレスポンス。山村さんは会場が温かいと話しますが、「君に届け、出すのが早すぎる!」とギターの阪井一生さんからツッコミが。そのやりとりに会場からは笑いが起こります。3曲目は「がんばってるあなたに送りたい曲」と「ハレルヤ・レディ」を。そして「君に恋したあの日から」でライブを締めくくりました。

KAZ(GENERATIONS/数原龍友)さんは、「踊って声出して楽しんでいきましょう!」の煽りから1曲目「Choo Choo TRAIN」へ。会場も総立ちでレスポンスします。2曲目はイスに腰掛け、ギターを手に「Beautiful Sunset」です。MCでは普段はダンス&ボーカルグループGENERATIONSでボーカルを務めていること、尼崎出身であることを伝え、大阪は第二の故郷、ソロで帰ってこられたのがすごくうれしいと話します。そしてソロではGENERATIONSとは少し違ったKAZとしての魅力も感じてもらえたらと話すと、1992年にリリースされた「最後の雨」をカバー。ラストは年を重ねてもワクワクする人生を送ってほしいと作った曲と話して「Go Your Way」を披露。タイトなバンドサウンドをバックにのびのびとした歌声を聞かせてくれました。

続いて登場したのはスガ シカオさん。ギターを抱えてステージに現れると「自由にノッてくれ!」と、ハネるリズムの「午後のパレード」からライブスタート。カラフルなライトで照らされた会場は、パレードさながらの華やかなムードに包まれます。歌い終えると「超満員の大阪城ホール、めちゃめちゃ上がりますね!」と盛り上げてから「暗い曲をやろうと思うんですが」と笑わせます。続いての曲について、タイトルにある「ヤグルトさん」は母親のことであると話し、幼かったころの思い出などを語ったあと、「ヤグルトさんの唄」へ。母親への思いを詰め込んだバラードを会場も聞き入ります。MCではデビュー前の会社員時代の“コブクロ”にまつわるエピソードで笑わせると、ラストは、いやなとき、つらいとき、この曲を思い出して一歩だけでも今日前に進もうって考えてもらえたら、と「Progress」を聞かせました。

5日にわたって開催されてきた「OSAKA MUSIC EXPO 2025 〜大阪城ホール〜」のラストを飾るのはコブクロ。小渕健太郎さんが「バチバチにあったまってますか!」と会場へ呼びかけたあと、滑舌があやしくなると、すかさず黒田俊介さんからツッコミが入ります。そして、路上ライブからやっている曲と「轍-わだち-」がスタート。2曲目は「行くぞ、大阪!」の煽りから「雨粒と花火」へ。歌い終わると黒田さんがステージに腰を下ろし「最後やから時間気にせんでエエって言われたなぁ」とひとボケ。そして「(万博の)アンバサダーやってんねん」と話すと、会場へ「万博行った人!」と呼びかけて盛り上げます。
続いて98年から2人で組んで路上ライブをいろんなところでやりながらみんなと作ってきた、と話すと、今回のイベントの初日と最終公演に出演したことについて「光栄です」と感謝。そのあとも2人の掛け合いで笑わせつつ、新曲「THIS IS MY HOME TOWN」、そして大切なもの、進むべき道について歌う「DOOR」を聞かせます。ラストはスペシャルゲスト、ミャクミャクといっしょに、大阪・関西万博のオフィシャルテーマソング「この地球(ほし)の続きを」。ミャクミャク、会場もいっしょに、曲に合わせてダンスを踊り、5日間にわたるライブを締めくくりました。
