レポート

誰もが知る昭和・平成の名曲を豪華なアーティストたちが歌い継ぐ「名曲コンサートin大阪 ~時を超えたポップスの名曲を」開催!

開催日程:

2026年2月8日(日)

会場:

フェスティバルホール

2月8日(日)、大阪・フェスティバルホールにて、今年で4回目となるオムニバスコンサート「名曲コンサートin大阪 ~時を超えたポップスの名曲を」が開催されました。世代を超えて歌い続けられてきた、誰もが聴き馴染みのある昭和から平成の名曲の数々に、観客は深く聴き入っていました。

会場中の期待が高まる中、大阪を中心に活動し、今年30周年を迎えるオーケストラ「A Hundred Birds Orchestra」の演奏がホールに響き渡り、いよいよコンサートの幕開けです。

MCを担当するのは高岡早紀さんと浅越ゴエさん。過去にはアーティストとしても出演したことのある高岡さんは、このコンサートについて、「誰もが知っている名曲が、オーケストラの皆さんとアーティストの皆さんにより、まったく新しい形に生まれ変わるところが素晴らしいと感じています」と語ります。浅越さんは、初めて買ったCDアルバムが、この日出演する渡瀬マキさんのバンド、LINDBERGだったと明かし、「あの頃の自分に30数年後、渡瀬さんと同じステージに立つことを教えたい」と嬉しそうに明かしました。

まずは「A Hundred Birds Orchestra」がドラマ「古畑任三郎」のテーマ、アニメ「名探偵コナン」のテーマ、そしてドラマ「相棒」のオープニングテーマの3曲をメドレーで奏で、会場のボルテージを一気に上げていきます。

続いて登場したのは、今年がデビュー15周年となるMs.OOJAさん。「みずいろの雨」、「冬のリヴィエラ」、「愛燦燦」など、日本の音楽史に刻まれる名曲を、力強く美しい歌声で披露しました。Ms.OOJAさんは、「毎年楽しみにしているイベント。フェスティバルホールでオーケストラの皆さんと名曲を楽しめる、特別で大好きなコンサートです」と笑顔で語ります。また、この日披露した演歌の楽曲は、これまで様々な曲をカバーしてきた中でも、現在新たに挑戦している最新のカバーだといいます。メモリアルイヤーである節目の年を、「皆さんと一緒に楽しみたい」と意気込みを語りました。

続いて、俳優として活躍する一方、ミュージシャンとしても幅広く愛されている江口洋介さんが登場。「恋人も濡れる街角」、「時間よ止まれ」を、ステージを広く使いながら情熱的に歌い上げました。曲と曲の合間のトーク時には、江口さんが主演を務めたドラマ『ひとつ屋根の下』での愛称「あんちゃん!」と客席から声が飛ぶ一幕も。江口さんは「あんちゃん、大阪に来たぜ!」と応じ、会場を沸かせました。自らアコースティックギターを奏でながら披露した「恋をした夜は」では手拍子が起こり、会場がひとつに。さらに名曲コンサートについて、「昔の曲はエネルギーがあるし、思い出に浸りながらオーケストラで聴けるというのはなかなかない。すばらしいですね」と絶賛していました。

休憩を挟み、後半のトップバッターは、今回MCも担当する高岡早紀さんによるステージです。ムーディーな照明に包まれながら、「メイン・テーマ」、「私はピアノ」の2曲を熱唱しました。ステージ後のトークでは、浅越さんから「今年は忙しいですね」と水を向けられ、「MCをするのがこんなに大変とは。でも実感しています!」と笑顔で本音を明かします。曲のセレクトについて尋ねられた際は、「コンサートのことを考えていた時に、薬師丸ひろ子さんの名前が頭に浮かんで、『探偵物語』か『メイン・テーマ』かで迷ったんですが、オーケストラの皆さんが演奏してくださるなら、華やかなほうがいいと思って」と選曲の裏話も披露しました。

続いては、ポジティブなエネルギーに満ちたアーティスト、渡瀬マキさん(LINDBERG)がステージに登場。エレガントさとキュートさを併せ持つ黒いドレス姿で、「今すぐKiss Me」「every little thing every precious thing」といったLINDBERGの大ヒット曲をメドレーで披露しました。続く「そして僕は途方に暮れる」では、男性ボーカリストの名曲を、透明感あふれる伸びやかな歌声で表現。歌唱曲について、とくに「every little thing every precious thing」は、阪神タイガース・藤川球児監督の現役時代の登場曲としても知られ、長く愛されている楽曲。「去年も甲子園の開幕戦でこの曲を歌わせてもらいました。だから今年は日本一やな」と語ると、会場からは大きな拍手が起こりました。

次に登場したのは、類いまれなるパワフルかつソウルフルな歌声で日本の音楽史を長年けん引してきた大友康平さん(HOUND DOG)。まずは昭和のヒット曲「ラヴ・イズ・オーヴァー」「『いちご白書』をもう一度」を情感たっぷりに、しっとりと歌い上げます。「改めまして……大谷翔平です。思ったよりウケませんでした」とお茶目なあいさつで笑いを誘った後は真顔に戻り、「『いちご白書』をもう一度」について、「70年代アメリカの反戦映画がもとになった作品。今も世界では戦争や紛争が続いている。そんな中で、こうして歌える場所があるのは平和でありがたいこと。改めて音楽っていいなと思います」と語り、会場から大きな拍手が起こりました。

そして、いよいよHOUND DOGのヒット曲メドレーへ。「ラスト・シーン」、さらに大ヒットナンバー「ff[フォルティシモ]」を披露します。とりわけ「ff[フォルティシモ]」のクライマックスでは、大友さんが拳を天高く突き上げると、会場全員も拳を掲げ、ホールは熱気と一体感に包まれました。歌唱後は「名曲を歌い継ぐのは文化。若い人たちにも今日歌った曲をじっくり聴いてもらい、こういう文化がある、いい歌があるということを知ってほしい」と締めくくりました。

ラストは、出演アーティスト全員によるスペシャルセッション。それぞれが観客へ感謝の思いを伝えたあと、全員で昭和の名曲「上を向いて歩こう」を披露しました。会場はあたたかな一体感に包まれたまま幕を下ろしました。

  • イベント名
    名曲コンサート in 大阪 ~時を超えたポップスの名曲を
  • 開催日

    2026年2月8日(日)

  • 会場

    フェスティバルホール

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