2月1日(土)、2日(日)の2日間、COOL JAPAN PARK OSAKA WWホールにて「TURNT UP OSAKA– DANCE & MUSIC –」が開催されました。このイベントは、ダンスと音楽が融合する、唯一無二のスペシャルダンスライブ。2日間にわたり、数多くのダンサー、アーティストが登場し、大阪を盛り上げました。

MCからイベントタイトルの「TURNT UP」について、「盛り上がっていこうぜ」という意味があることが伝えられると、早速ライブがスタートします。1組目は沖縄出身の双子姉妹ダンサー、「JURI&JUNA」。キッズ時代から数多くのタイトルを獲得しているという2人は、すでにキャリア15年以上。純白のスーツに身を包み、軽快なステップで会場を盛り上げました。

続いて、ハートフルコメディダンスエンタメクルー「四畳半帝国」が登場。ダンサーや役者、画家など、不特定多数のメンバーで構成される「ダンスコント劇団」のステージは、まさにほかにはない、彼らだけのもの。その独特な世界観が会場を包み込みました。
身長175cmの姉妹ダンサー「SIS」は、有名アーティストのMV出演など、多方面で活躍する2人。ステージもオリジナリティあふれるもので、出だしはダンスなしでトークのみという構成。そして一旦ダンスが始まれば、曲とのシンクロを丸ごと楽しめるような高いエンターテインメント性を堪能させてくれる仕上がり。ユニークなシーンもありつつ、圧倒的なクールさで会場を魅了しました。

続いてステージに登場したのは、次世代シンガー「REIKO」。今回、関西ダンスシーンの一線で活躍する「OUTSET」、そして国内外で多岐にわたる活動を行っている「HIBIKI」という2組のダンサーとのコラボステージを見せてくれました。

1曲目は、OUTSETとのコラボで「Neverland」。妖しく情熱的なムードで会場の空気を一変させると、曲の途中からは「Aile The Shota」も登場し、2人で歌声を聴かせます。そして、「奏でる音楽に身を任せてほしい」と「366日」、「First Christmas」へ。ラストはHIBIKIとのコラボ、「So Good」で締めくくりました。

次のライブアーティストは「超特急」。メインダンサー&バックボーカルという、ほかにはないスタイルが特徴で、メンバーはバラエティやドラマ、モデルなど、マルチに活躍する今大注目のグループ。今回はシューヤがソロでの登場です。コラボするのは、有名アーティストのバックダンサーなどで活動中の「TERUPOP」、そして数多くのタイトルを獲得している「MINAMI」、さらに名だたるアーティストを手掛ける「えんどぅ」といった面々。

1曲目の「Yell」は、TERUPOP、MINAMIがステージに。2人の伸びやかなダンスが曲を盛り上げます。「Lesson II」では、えんどぅとコラボ。ビートの効いた音がキレのあるえんどぅのダンスとぴったりとフィットしていました。MCではえんどぅを呼び込み、2人でリラックスした雰囲気のトークで会場を盛り上げました。3曲目の「AwA AwA」では「ミニ超特急、カモン!」の声で、関西のキッズダンサーたちがステージに。ノリノリのパフォーマンスを披露します。ラストの「Billion Beats」まで、会場は熱気に包まれました。


ここからは後半戦。NYのアポロシアターで年間チャンピオンに輝いた実績を持つ「GENDAI」を中心に結成された「KUROKO」。今回はGENDAIが関西で初パフォーマンスとなる、レーザー光線と音をシンクロさせた独創的なダンスステージを見せてくれました。

若手ダンサーの登竜門「TRUE SKOOL」のチャンピオン、「嘉ヶ六闘」は、ブラックカルチャーを重んじた彼ら独自の世界観をクールなダンスで表現。会場を独自の空気で染め上げました。

次に関西で行われたオーディションから選抜されたダンサーが登場。まずは、ジャンルに囚われないダンスを見せてくれる、カリスマダンサー「Miu Ide」の振付によるパフォーマンスでは、10人のダンサーたちが、なめらかでしなやかなダンスを披露。その世界観に会場も引き込まれました。

続いては、ストリートダンスの代表的ジャンル、POPPINダンスのショー。ダンス界のパイオニアである「TETSU-G」のほか、「KEI」、「MADOKA」、「DAI」、「SO」、「KITE」、「SATOCI」、「SHOW-GO」というPOPPINのドリームチームが、ハイレベルのダンスを見せてくれました。

「Aile The Shota」は唯一無二の音楽スタイルで注目されているシンガーソングライター。共演するのは、ニューヨークを拠点に、国内外を問わず活躍している「SHUHO」です。1曲目の「Pandora」から会場はスタンディング。「J-POPSTAR」に続いて、3曲目の「さよならシティライト」では、有名アーティストのバックダンサーや振付師としても知られる「KANATA」による作品を大阪のダンサーたちがパフォーマンスしてステージを盛り上げました。
4曲目の「Hungover」、5曲目の「ダンストラック」には、自身がプロデュースする「ODORI CREW」も参加したほか、Aile The Shotaもダンスを披露。ラストの「踊りませんか?」では、SHUHOとの息の合ったコラボステージも見せてくれました。

1日目のトリを飾るのは、メンバー全員がダンス、ボーカル、ラップ、さらにアクロバットまでこなす「BALLISTIK BOYZ」。今回は7人のメンバーの中から日髙竜太、加納嘉将、深堀未来、砂田将宏の4人がステージに。共演するのは、ダンスチーム「MOTAL COMBAT」、そして、大人気インフルエンサー「午前0時のプリンセス」のメンバー、「JESSICA」です。

1曲目の「Make U a Bellever」でのMOTAL COMBATのステージは圧巻。会場も一気にヒートアップしていきます。2曲目の「Strangers」では、JESSICAとのコラボで魅了。自己紹介のあとは、大切な人を思いながら聞いていただけたら、と「good day good night」へ。そしてラストチューンの「Choo Choo TRAIN」では、再びMOTAL COMBAT、JESSICAがステージへ。最高潮の盛り上がりを見せました。

2日目のステージもすばらしいダンサー、アーティストが登場。ロッキンを得意とする「JURI&JUNA」、ユニークなイントロから独特の世界観に引き込んだ「四畳半帝国」、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれた「SIS」、どのチームも初日と同じくオリジナリティあふれるダンスを見せてくれました。
続いてはボーイズグループ、「OCTPATH」。今回はメンバー8人の中から、「海帆」、「古瀬直輝」、「高橋わたる」の3人がステージに。ダンス界のエリートチーム「Team“S”pecial」の「NOSUKE」とは、初のコラボで、まずは「Overture」から「Wild」、「Bump」と続け、キレのいいダンスと高い歌唱力で、一気に会場をOCTPATHの空気に染め上げます。MCでは、大阪出身の海帆が「帰って来ました!」と話すと、古瀬も大阪出身であることをアピール。埼玉出身の高橋は自ら「イケメン」と名乗り、笑いを誘いました。

傘を手に歌った「All Day All Night」に続く「Playboy」ではNOSUKEが登場。メンバーと息のあったダンスで会場を盛り上げました。普段はOCTPATHのパフォーマンスディレクターとしても活動しているNOSUKEは「今日OCTPATHが気になった方はぜひ!」とアピール。ラストはポップチューン「Present」で締めくくりました。

そこからも、ミニ超特急など多彩なダンサーとのコラボを見せてくれた「超特急(シューヤ)」、レーザー光線と音楽、ダンスを見事に調和させた「KUROKO」、幅広いジャンルのダンスを取り入れ、クールなステージを展開した「嘉ヶ六闘」、「Miu Ide」の振付でしなやかなダンスを披露した選抜ダンサー、ダンサーたちと息の合ったステージを披露した「Aile The Shota」といったメンバーが素晴らしいパフォーマンスを披露しました。

ダンス界のパイオニア「TETSU-G」をメインにしたPOPPINGドリームチームは、初日と一部ダンサーを入れ替えて、「TETSU-G」、「MACCHO」、「DAI」、「SO」、「KITE」、「SATOCI」、「SHOW-GO」という国際的なコンテストでも活躍している顔ぶれで、2日連続の素晴らしいダンスを堪能させてくれました。

そして2日間のラストを飾ったのは「BALLISTIK BOYZ」。日髙竜太、加納嘉将、深堀未来、砂田将宏の4人は、「MOTAL COMBAT」、「JESSICA」との、ここだけのコラボステージを見せると、ラストの「Choo Choo TRAIN」では、会場中が一体となって盛り上がりました。
