「蟻通神社で弦楽四重奏と三十六歌仙の現代アーティストによる再現を楽しむ会」を開催

開催日程:

2021年11月21日(日)

会場:

蟻通神社

11月21日(日)、大阪府泉佐野市の蟻通神社を舞台に、大阪文化芸術支援プログラムの一環として、「蟻通神社で弦楽四重奏と三十六歌仙の現代アーティストによる再現を楽しむ会」が開催されました。

蟻通神社は、紀貫之の歌集に出てくる故事などから、平安時代より前に創祀されたと伝えられており、本殿や舞殿など、11の建造物が国の有形文化財として登録されています。また、今年7月には、日本遺産「旅引付と2枚の絵図が伝える町-中世日根荘の風景-」の構成文化財のひとつとして追加認定されました。

会場では、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、入場時の検温や手指の消毒、マスク着用のほか、「大阪コロナ追跡システム」登録のお願いなどの対策がとられました。また、鑑賞は事前申し込み制としたため、混雑もなくスムーズに入場いただきました。

国の登録有形文化財の舞殿にMCの福本愛菜さんが登壇して開演。プログラムの趣旨や日本センチュリ―交響楽団の紹介、境内に展示されたアート作品の説明からスタートしました。

続いて、日本センチュリ―交響楽団の小川和代さん(ヴァイオリン)、中屋響さん(ヴァイオリン)、飯田隆さん(ヴィオラ)、末永真理さん(チェロ)が舞殿に登壇。小川さんが弦楽四重奏のメンバーの紹介、各楽器の特徴をわかりやすく説明し、演奏へと移りました。

曲目はクラシックに親しみやすいように聴き馴染みのある選曲で、エルガーの「愛の挨拶」からスタート。ベートーヴェンの「メヌエット」に続き、ドヴォルザークの「ユーモレスク」と「弦楽四重奏曲 第12番『アメリカ』作品96より第1楽章」、さらにモーツァルトの「アイネ・クライネ・ナハトムジーク ト長調 K.525 全楽章」が演奏されました。アンコールでは、フレデリック・ロウの「『マイ・フェア・レディ』より『踊り明かそう』」が披露され、大きな拍手が送られました。

蟻通神社が所有する「三十六歌仙図絵馬」(泉佐野市指定文化財)は、36人の優れた歌人の姿絵に和歌を添えて描かれた絵馬で、江戸時代に岸和田藩主より蟻通神社へ奉納されたもので、この日初めて、全ての絵馬が社務所にて一堂に公開されました。

境内では、「三十六歌仙図絵馬」を、大阪などで活躍する現代アーティストが再現したアート作品が展示され、来場者は興味深そうに鑑賞していました。

  • イベント名
    蟻通神社で弦楽四重奏と三十六歌仙の現代アーティストによる再現を楽しむ会
  • 開催日

    2021年11月21日(日)

  • 会場

    蟻通神社

感染拡大防止対策

本イベントの感染予防対策におきましては、業種別ガイドラインに従った取り組みを実施いたします。また、感染拡大の状況によっては、プログラムの中止や延期、実施方法等を変更する場合がありますので、あらかじめご承知ください。
・各プログラムへのご来場時には、マスクの着用、ご入場時等の手指消毒・検温、大阪コロナ追跡システムへの登録等にご協力をお願いします。
・発熱等の症状がある方は、ご入場をお断りする場合がありますので、あらかじめご承知ください。
・各プログラムの定員に達した際は、入場を制限させていただく場合があります。
・一部のプログラムでは、氏名、連絡先等の個人情報をお伺いする場合があります。
・その他、咳エチケットなどの感染拡大防止対策へのご協力をお願いします。

その他

・障がい等により配慮を希望される方は、各プログラムのお問い合わせ先までご連絡ください。
・天候により、一部プログラムの中止・変更をする場合がありますので、あらかじめご承知ください。

TOPへ戻る