新型コロナウイルス感染症の感染拡大により影響を受けている文化芸術活動の機会創出を図り、大阪府民の皆さんに伝統芸能や音楽、アートなど多彩な文化芸術に親しんでもらう「大阪文化芸術支援プログラム2021」。10月10日(日)、その第1弾のプログラムとして「秋の音楽会~ドヴォルザーク交響曲~」がフェスティバルホールで開催されました。
会場では、新型コロナウイルス感染予防のため、座席の使用は1席おきとし、マスクの着用義務化、サーモグラフィーによる来場者全員の検温、コロナ追跡システムへの登録の推奨、客席内での飲食禁止など徹底した対策がとられました。
アントニン・レオポルト・ドヴォルザークは19世紀後期ロマン派のチェコを代表する作曲家。その交響曲第8番と第9番を、大阪を中心に全国で活躍する2つの楽団がリレー演奏する特別企画です。
第一部は、日本センチュリ―交響楽団による第8番の演奏です。隠れた名曲として人気の高い交響曲です。
石﨑真弥奈さんの指揮で演奏がスタート。トランペットによるファンファーレなど、変化に富みながら、穏やかで明るいハーモニーを奏でました。
休憩をはさんで第二部がスタート。関西フィルハーモニー管弦楽団が、ドヴォルザーク最後の交響曲で、クラシックを代表する曲として人気が高い第9番 「新世界より」を演奏。松本宗利音さんのタクトに合わせ、心地よいハーモニーを奏でました。
生のオーケストラを堪能した来場者からは大きな拍手が送られました。