
会場の大槻能楽堂は昭和10年に創建され、大阪の能楽界と上方文化の発展に寄与してきました。平成26年に登録有形文化財(建造物)として登録、令和元年からの改修工事で座席、照明、空調などの設備が一新され、能楽だけでなく多目的に使用できるようになり、今回、初めてJ-POPのライブが実現しました。

公演にあたっては、新型コロナウイルス感染防止のため、座席の消毒、お客様の検温と手指のアルコール消毒等を徹底したほか、開演直前や舞台の転換作業中も出入り口を開放し、換気を行いました。また、座席は異なるグループ間では一席ずつ間隔を空けての使用としました。

冒頭で、能「忠度(ただのり)」が披露され、大きな拍手が送られました。


最初に登場したのは瑛人。「HIPHOPは歌えない」「シンガーソングライターの彼女」「ハッピーになれよ」に続き、大ヒット曲「香水」を熱唱。「リットン」「ライナウ」の2曲で締めました。


flumpoolの山村隆太と阪井一生が登場。代表曲「花になれ」に続いて、2011年NHK紅白歌合戦の曲「証」を披露。「春風」「ちいさな日々」「今年の桜」の計5曲を歌いあげました。

ラストは再び瑛人も加わり、2組によるセッションを披露。コブクロの「桜」を熱唱し、盛況のうちに終了しました。