23日(金)に一番手で演奏を披露したのは「大阪交響楽団」。16時と19時の2公演を開催し、たくさんのクラシックファンが生のオーケストラを楽しみました。
指揮を執るのは、松村秀明氏。2019年に天皇陛下のご退位と新天皇のご即位に当たり、民放テレビ局によって制作された楽曲の録音を指揮し、大きな話題になりました。
プログラム前半は「チャイコフスキー 管弦セレナーデ ハ長調 作品48」より3曲です。弦楽器だけの優しいハーモニーが会場を包み、演奏が終了すると、大きな拍手が起こりました。
プログラム後半は「チャイコフスキー 交響曲第5番 ホ短調 作品64」より4曲。ここから管楽器も加わり、時には静かに、時には迫力ある演奏で聴衆を魅了していました。
会場では、新型コロナウイルス感染予防対策のため、来場者全員の体温をサーモグラフィーでチェックしたほか、消毒液を各所に配置しました。
「関西フィルハーモニー管弦楽団」(指揮:熊倉優氏)は24日(土)に2公演を開催。「日本センチュリー交響楽団」(指揮:粟辻聡氏)は10月30日(月)、「大阪フィルハーモニー交響楽団」(指揮:横山奏氏)11月9日(月)にそれぞれ16時と19時の2公演をフェスティバルホールで開催する予定です。