大阪芸術文化FES

2018年9月29日(土)- 11月4日(日)

大阪文化芸術フェス DREAM LIVE FM802「ROCK KIDS 802」×キュウソネコカミ~あなたの学校で夢の学園祭~

9月29日(土)から11月4日(日)まで、大阪府内の会場や万博記念公園で開催されている大阪文化芸術フェス。その一環として、10月26日(金)にキュウソネコカミ×FM802「ROCK KIDS 802」のスペシャルライブが開催されました。場所は大阪工業大学・大宮キャンパスの体育館メインステージ。「~あなたの学校で夢の学園祭~」と題し、大阪工業大学の学園祭にキュウソネコカミが登場しました。同大学では10月26日(金)から28日(日)まで学園祭「城北祭」が開催され、ライブ直前も学内のいたる所で模擬店やステージライブなどの企画があり、とても賑やかな雰囲気でした。2階席もある立派な体育館には、オリジナルグッズやタオル、Tシャツなどを身につけたファンたちも大勢つめかけ、キュウソのライブを待ちわびていました。

まず始めに、FM802「ROCK KIDS 802-YUME GO AROUND-」のDJとしてもおなじみの鬼頭由芽さんがMCとして登場。明るく響き通る声で自己紹介や同ライブの説明をし、「今日はこの会場でしか観られないキュウソが観られるはず!何かスペシャルなことも起こるかもしれませんよ~!!」と会場を沸かせます。そしてメンバーが現れ1曲目「越えていけ」でライブスタート!!「ファントムヴァイブレーション」「メンヘラちゃん」「KMDT25」と、ノリのいいメロディーと共感できる独特の歌詞が魅力のナンバーが続きます。ボーカルのヤマサキ セイヤの絶叫や手ぶりに合わせて、観客も手を振ったりジャンプしたり。ライブ序盤から会場全体が躍動するような盛り上がりを見せます。

続く「家」では、セイヤが観客に「イエーッ!!」を促し、「みんな、ついて来れるか~?まだ恥ずかしがってるのか!?今日のライブは802で流れるから、あと3回トライしよか~!!」とMC。キュウソといえばライブでの圧倒的なパフォーマンスが人気ですが、「今日はライブハウスじゃなくて体育館やから、椅子は倒さないように。最悪、椅子に乗るときは、靴は脱ぐようにな~」といって笑いを誘っていました。そして、学園祭でよく演奏される奨学金のツラさを歌った曲「貧困ビジネス」が続き、7曲目の「MUKI不MUKI」の後には、「今日は、短いライブやTVではやらない曲もやってます」とセイヤ。客席からは「ありがとー!!」と声が沸き起こり、「やばいな~」とつぶやきます。

メンバーと観客が一体化し、最高潮の盛り上がりを見せたところで、「今日はボクたちと学生さんたちとのコラボも楽しんでください!」とノリ抜群の「MEGA SHAKE IT!」が流れます。そして、大阪工業大学ストリートダンス部「FJC」の部員が舞台に10名、フロアに12名登場し、「急にコラボの話がきて、リハーサルで合わせただけ」とは思えない完成度で、メンバーに交じりキレッキレのダンスを披露しました。

まだまだ続く熱気の中、キーボード&ボーカルのヨコタ シンノスケが観客に手ぶりやジャンプを促し、「ビビった」「DQNなりたい、40代で死にたい」が続きます。途中、セイヤが脚立を持ってゆっくりと観客の中央に移動。「オレに触るなよ~」といいながら脚立の上に立ち、ざわめきながら歓喜する観客と一緒に「ヤンキーこーわいー」のフレーズを連呼します。キュウソらしいパフォーマンスで、会場もさらにヒートアップ!

そろそろ最後の曲が近づき、シンノスケがマイクを握って「今日は本当にありがとうございました!学生の頃からの友だちとこうして学園祭でライブをやってるなんて、サイコーだと思いませんかー?」と呼びかけます。元々関西学院大学の軽音楽部で活動していたという5人に会場からあたたかな拍手が起こり、続いて一生懸命な人へのエールを感じさせる「ハッピーポンコツ」を演奏。セイヤの「今日は来てくれてありがと~!おまえら、愛してるぜ~!!」の声とともに、観客に手を振りながらメンバーが退場しました。そしてアンコールで再び舞台に現れたメンバーたち。学生とのコラボダンスについて、「カッコよかった~!!短時間で合わせたとは思えない」と称賛し、「今日は新曲もぶちかましていきます!!」と、ニューアルバム「ギリ平成」に収録されている「推しのいる生活」を披露しました。本当に最後の1曲となった「The band」では、ギターのオカザワ カズマ、ベースのカワクボ タクロウもソロで魅せ、「今日でみんなとの関係を終わらせたくないから、最後の1曲まで全力でやります!」とセイヤが絶叫。最後はソゴウ タイスケの渾身のドラム演奏で締めくくりました。

熱狂的な盛り上がりの中ライブは終了し、再び舞台には鬼頭由芽さんが登場。キュウソネコカミのメンバーだけでなく、学園祭実行委員の学生さんたちへも「ねぎらいの拍手を贈りましょう!」と観客へ呼びかけました。そして、一息ついて再登場したメンバーと由芽さんがFM802のフラッグを持ち、会場の観客全員と記念撮影をして終了となりました。

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