大阪芸術文化FES

2018年9月29日(土)- 11月4日(日)

東西名流舞踊鑑賞会

上方四流(井上流、楳茂都流、山村流、吉村流)をはじめ、東西を代表する舞踊家による競演。明治150年記念にちなみ、明治期の名曲とともに、古典から昭和の新作まで楽しめる必見の舞台。

【演目案内】
第一部(13:00開演)
『地歌 長刀八島』
能「八島」に取材した名曲で、長刀を使う型の「長刀八島」は四世井上八千代の名演により井上流の代表作ともなった作品です。初出演となる井上安寿子の舞に期待が高まります。

『清元 北州』
廓の四季の風物と情緒を描く作品です。清元のご祝儀舞踊の代表曲を、花柳寛十郎が格調高くに踊ります。

『長唄 女伊達』
遊郭の景色の中に粋な女性の心意気を描きます。カラミも出て派手な立ち廻りもあり、八年ぶりの出演となる水木佑歌が艶やかに踊ります。

『長唄 松の翁』
庭園に植えられた松の古木を擬人化し、明治初期に漢語流行を取り入れた、まさに明治維新の社会変動を反映した作品で、長寿の象徴ともいえる作品。明治の香りを若柳壽延が踊ります。

『清元 山姥』
山の奥深くに棲む山姥が、四季折々の景色を美しく歌い上げます。季節の花々が叙情的に描かれ、生きとし生けるものの命の輝きを吉村輝章の踊りで描きます。

第二部(16:30開演)
『長唄 水仙丹前』
古風な中にも華やかさを持った演目です。曲の歌詞に「水仙の花の姿や」とあるところから『水仙丹前』とよばれます。初出演の市川ぼたんが清々しい踊りを披露します。

『地歌 雪』
恋しい人への思いを、吉村輝尾が路地傘を使用した踊りで描きます。世を捨て仏門に入った女は、雪景気の中に響く鐘の音に心の闇を打ち払います。

『長唄 一人の乱』
一族を失った武将・安倍宗任のただ一人の反乱で、敵味方として戦いながらも、互いの武勇を認めあう宗任と源頼義。二人の間の緊迫したドラマをシンプルな素踊りで描いた二代目花柳壽楽の作品です。昭和60年初演。宗任・花柳寿楽、頼義・若柳吉蔵の二人が描きます。

『清元 熊野』
能「熊野」に取材した作品で、平宗盛が寵愛する熊野は、母の見舞いのため暇を願い出ます。母を想い花見の宴で舞う熊野の心情にうたれ願いを聞き入れます。尾上菊見が熊野と宗盛の二役を踊り分けます。

『地歌 明治松竹梅』
明治の大阪の新箏曲代表曲で、歌詞は松竹梅にまつわる勅題の御製・御歌を七首年代順に配したものです。今回は山村友五郎が振付をしての上演で、明治一五〇年記念の掉尾を飾ります。

開催日 2018年10月13日(土)
開催時間 第一部 13:00~15:10
第二部 16:30~19:25
会場 国立文楽劇場
住所:〒542-0073 大阪府 大阪市中央区日本橋1丁目12−10
URL:https://www.ntj.jac.go.jp/bunraku.html
料金 各部 一般6,700円 学生4,700円
(第一部、第二部セット料金 11,400円)
チケット情報 ○予約開始:9月11日(火)10:00~
<電話>
国立劇場チケットセンター(10:00~18:00)
TEL:0570(07)990003(3230)3000 [一部IP電話等]
<インターネット>
URL:http://ticket.ntj.jac.go.jp/ (パソコン)
URL:http://ticket.ntj.jac.go.jp/m/ (スマートフォン)

○劇場窓口販売開始:9月12日(水)
 チケット売場営業時間(10:00~18:00)

○チケットぴあ(一般のみ取り扱い。9月11日より)
 TEL:0570(02)9999[Pコード:484-331]
 URL:http://pia.jp/ 

○ローソンチケット(一般のみ取り扱い。9月11日より)
 TEL:0570(000)407[Lコード:54597]
お問い合わせ 国立文楽劇場チケットセンター
URL:https://www.ntj.jac.go.jp/net_ticket.html
TEL:0570(07)9900
公式サイト 10月舞踊公演
URL:https://www.ntj.jac.go.jp/schedule/bunraku/2018/10110.html?lan=j
備考 ※障害者割引、車椅子用スペースがございます。ご予約時にお問合わせください。
主催 国立文楽劇場
ページトップ