レポート

歴史ある大阪市中央公会堂を舞台に「笑い」と「アート」がコラボ!
「OSAKA LAUGH&ART 2022」開催

開催日程:

2022年10月22日(土)、23日(日)

会場:

大阪市中央公会堂
1階 大集会室、2階 会議室、3階 中集会室・特別室

大阪ならではの「笑い」と「アート」がコラボレーションするプログラム、「OSAKA LAUGH&ART 2022」が10月22日(土)、23日(日)の両日、大阪市中央公会堂で開催。

今回はアート作品を展示しつつ販売も行われるなど、アート分野のマーケットという要素も加えての開催となりました。芸人たちによるお笑いライブや寄席、アートパフォーマンスなどのステージプログラムとの組み合わせにより、お笑いを楽しんだ来場者が気軽にアートに触れる絶好の機会となり、会場内は大いに盛り上がりました。

2階会議室の「OSAKA Art Marche」では、オブジェやアクセサリー、イラストなど、カラフルでバラエティに富んだ作品がずらり。アーティストの個性が活きた作品に注目が集まっていました。
3階中集会室・特別室の「OSAKA Art Market」では、広々としたスペースに大阪で活躍する現代アーティストたちが、絵画や立体作品などを展示・販売され、各ブースでは、来場者がアーティストから作品に関する話を熱心に聞いておられる姿も多くありました。
ほかにも似顔絵アーティストによる「似顔絵FES」も開催。個性的なタッチで描かれた似顔絵を作成する様子に、多くの来場者が集まっていました。

22日(土)、1階大集会室では、今年画業30周年を迎えたジミー大西によるアートパフォーマンスを開催。宮地謙典(ニブンノゴ)とともにステージへ。今回のようなアートパフォーマンスに取り組むのは初めてとジミー。それだけに作品の完成については「明日になるかもしれません」と笑わせます。おなじみのギャグ「やってるやってる!」「がんばれよ! おまえもがんばれよ!」も登場し、観客も巻き込んで会場を盛り上げてくれました。

アートパフォーマンスがスタート。会場からジミーへの質問を受け付けると、絵を描こうと思ったきっかけ、好きな色、描いてみたい絵など、様々な質問が。絵を描くきっかけは「岡本太郎先生からキャンバスからはみだせとメッセージをもらった」と話すと、ほかにも横尾忠則さん、大島渚さんなど、多くの著名人からメッセージをもらったことがあることを明かします。明石家さんまさんとのレアな話や人気番組の裏話などをしながら絵を描いているうちに予定の1時間が経過。「ちょっと待って、もうできるから」と慌てるジミーに、あと15分以内に仕上げるようカンペが出ていると宮地。急ピッチで完成させたジミーが作品に描かれているのが中央公会堂であることを明かすと、会場からは大きな拍手が起こりました。パフォーマンスを終えたジミーは「80歳までがんばりたい、(アートパフォーマンスは)継続でやりましょう!」と力強くアピール、プログラムは終了しました。

3階特別室で行われた「大塚 愛 アート&ライブ」。「さくらんぼ」など数々のヒット曲で知られる大塚愛は大阪府出身。自身が描いた作品をバックに、ピアノでの弾き語りを行いました。

特別室は、天井や壁面に日本神話が描かれ、窓には大きなステンドグラスが見ることができる、壮麗な趣を感じさせる会場。大塚は笑顔で観客に挨拶すると、ステンドグラス前に置かれたピアノに着席。会場である特別室を素晴らしい芸術空間と話し、ここで自身の作品を見てもらえることを「ありがたいと思っています」と感謝しました。そして展示作品4点のうち、3点は音楽を作ってそれを絵にしたと話し、「その音楽を今日は聴いていただこうと思います」と1曲目の「羽ありたまご」へ。この曲ができた経緯として、当時自分で自分を追い込んで曲が作れなかった時期があり、「好きに作れば、思ったように作ればいい」というアドバイスをもらったと回想。続いて、展示作品でもある「HEY! BEAR」、ラストは「サンタにKissをして」を披露。会場はひと足早いクリスマス気分に包まれました。

ライブのあとはトーク。大塚は「誰も来なかったらどうしようと思ってた」と笑わせ、「この空間だけでグッとくる」と会場を気に入った様子。いい環境で曲を届けられたのが一番うれしい、と笑顔を見せました。絵を描き始めるときには、モチーフは決めずに「見えてきたものを拾って具体的にし、ある程度決まったときに曲が聴こえてくる」と制作の状況を説明。また、曲作りについては、完成が先に浮かび上がって具体的な形にしていく、と絵とは真逆であることを明かしました。


次に1階大集会室で行われた「RGが90分あるあるを歌い続けロングコートダディと蛙亭とジェラードンがコントしてその似顔絵をHGと武将様が描き続ける会」。このイベントの内容はタイトルそのまま。コントで人気の3組がネタを披露する間にレイザーラモンHGと武将様(ミサイルマン・岩部彰)がイラストを描き、レイザーラモンRGがあるあるを歌うというもの。

着眼点で笑わせるHG、完成度の高い武将様とそれぞれの持ち味を活かした絵をコント中にしっかりと仕上げ、RGもあるあるを披露。コントをしたコンビから曲のリクエストを受け付けるも、結局はすべて自分で選んだ曲を歌い上げ、会場から募ったお題などのあるあるで盛り上げました。

最後はイラスト争奪のじゃんけん大会へ。HGは9枚、武将様は3枚、そして中野(蛙亭)も描いた1枚、計10枚の絵をかけたじゃんけんがスタート。HGとは「最初はフォー!」でじゃんけん、観客同士での対決など、大盛り上がり。すべてのイラストが希望者たちの手に渡り、初日のイベントは終了しました。

 

2日目となる10月23日(日)、1階大集会室で行われたのが「ART寄席」。「アート」をテーマに、人気芸人たちが漫才、コントなどを披露したほか、オープニングには大阪出身の書道家、青柳美扇も登場。素晴らしいパフォーマンスを見せてくれました。

MCの高橋智(へびいちご)、もう中学生が青柳を呼び込むと、オープニングアクトの書道パフォーマンスがスタート。赤いキャンバスを前にした青柳は、琴や笛の音にのせて、最初に白、次に金の文字を書き連ねていきます。完成した書には「OSAKA LAUGH & ART 2022」の文字が。その素晴らしい出来栄えに、会場からは大きな拍手が起こりました。もう中から作品について質問されると、バックに流れている1曲に合わせて描き終わるようにしていると青柳。そして作品については、こうしよう、ああしようとは考えていない、書いているときには無心、と明かしていました。

©書道家 青柳美扇

ここからは寄席のコーナー。青柳の書をバックに、芸人たちが「アート」をテーマにしたネタを披露していきます。滝音、ニッポンの社長、ビスケットブラザーズ、男性ブランコが「アート」をテーマに盛り込んだ漫才やコントを披露し、会場が盛り上がりました。MCのもう中学生は、アートについて“らしさ”たっぷりのトークをしたあと、おなじみのダンボールを使ったもう中ワールドを展開。

ここからは「OSAKA Art Market」にも作品を出展していたアキナ、モンスターエンジンも登場。モンスターエンジン・西森は自身の作品が3階会場に展示されていることを伝えますが、「絶対に(作品は)買わないでください」と訴え、笑いを誘います。

そのあとのトークコーナーには青柳と西森が登場。芸人たちのネタを見た青柳は「むちゃくちゃおもしろかった!」と絶賛。高橋から、西森に何か作ってもらうなら? と聞かれ、作品のための墨をする機械と答えると、西森は「50万で!」と値段を指定。青柳は、「2025年の大阪・関西万博で書きたいと思っているので応援してください!」とアピールし、イベントは終了しました。

「ART寄席」のあと、1階大集会室で行われたのが「ライブペインティング・黒田征太郎 with 愛はズボーン」。大阪出身で世界的アーティストの黒田征太郎さんが、ロックバンド・愛はズボーンの音楽にあわせライブペインティングを行いました。

ステージのバンドセットの横にキャンバスが用意されると、黒田征太郎さんが登場。愛はズボーンのライブがスタートすると同時に、黒田は自分の手を使ってキャンバスに真っ赤な色をつけていきます。愛はズボーンが立て続けに激しいナンバーをぶつけると、リズムに合わせてジャンプしながらキャンバスに向かっていく黒田。音楽のエネルギーをパワーに変え、作品を作り上げていくパフォーマンスは圧巻。およそ30分間、この日、この瞬間にしか生み出せなかった作品が完成しました。
黒田は「自分が一番得した感じです、とりあえずやりたいことができました、ありがとうございます」と感謝。そして最後は「おおきに! もう歳やからしんどいわ!」と笑わせ、ライブペインティングは終了しました。

  • イベント名
    OSAKA LAUGH & ART 2022
  • 開催日

    2022年10月22日(土)、23日(日)

  • 会場

    大阪市中央公会堂
    1階 大集会室、2階 会議室、3階 中集会室・特別室

感染拡大防止対策

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・発熱等の症状がある方は、ご入場をお断りする場合がありますので、あらかじめご承知ください。
・各プログラムの定員に達した際は、入場を制限させていただく場合があります。
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その他

・障がい等により配慮を希望される方は、各プログラムのお問い合わせ先までご連絡ください。
・天候により、一部プログラムの中止・変更をする場合がありますので、あらかじめご承知ください。

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