10月の1ヶ月間にわたり、大阪府内で様々なイベントが行われている大阪文化芸術フェス2017。10月14日（土）は、淨るりシアターにて「浄瑠璃の里 能勢浄瑠璃公演」が開催され、約270名の観客が浄瑠璃の魅力を満喫しました。

この公演は、浄瑠璃と地域のネットワークづくりを目的に能勢人形浄瑠璃鹿角座と能勢町郷土芸能保存会の出演で、能勢町内の神社等、野外で開催されているものです。

今回は、大阪府・大阪文化芸術フェスティバル実行委員会、大阪大学文学研究科 演劇学研究室との共催・協力のもと、当初の淨るりシアター前広場から、雨の予報によりホール内へと場所を移しての上演となりました。いつもの公演とは違った、客席内に舞台を設けて間近に観覧できる演出に観客は大喜び。演者の熱演に何度も拍手が沸き起こりました。また上演中には、同時進行で解説をするイヤホンガイドも行われ、「とてもわかりやすく、浄瑠璃を身近に感じられた」と多くの観客から好評を博していました。